7月26日(月)に、2021年度「新潟南魚沼の宝物」第1回目となるセミナーを開催しました。
南魚沼のセミナーにも、ユニークな事業者さんが集まり、にっぽんの宝物のテーマである「差異×理解=価値」をもとに参加者同士でフィードバックを行い、商品の価値を高め合う場となりました!
今回は、商品の“価値”につながる“理解”を生むため、事業者さんに「何を一番伝えたいか」「聞いている人にきちんと伝わっているか」を特に意識して、自社商品を4分間でプレゼンしていただきました。
ここで、そのプレゼンの様子を少しお届けします!
まずは、ジビエを販売されている事業者さんがプレゼン。
こちらの事業者さんの猪肉は、捕獲した猪を雪を使って素早く冷凍することで、鮮度が良く、臭みのないお肉になっているそう。
ジビエ商品の試食では、「お肉がおいしかった」と答えた方が多く、女性の参加者からは「塩味が強めなので、何かと一緒に食べるのが良さそう」という声もありました。
会場からのアドバイスとしては、「ジビエは脂質が少ないイメージがあり、且つステイホームの風潮で健康意識が高まっているので、 プロテインという形でタンパク質を押すのはどうか? 」という案がでました。
これを受けて、講師からは、高タンパク・低カロリー食に特化したレストラン「筋肉食堂」を例に、「アスリートやトレーニングをする方をターゲットにした販売はどうか? 」とフィードバックがありました。
続いて、レストランを経営されている事業者さん。
こちらのレストランは、地元の食材生産者さんと協力し、南魚沼の特産品を活かしたオリジナル商品の開発に力を入れています。今回は、その目玉商品となっている「天恵菇(てんけいこ)」という貴重な椎茸の瓶詰め商品と、ブランド鱒である「 美雪ます」を使用した旨み塩をプレゼン。
4分間のプレゼン後、講師である羽根が「差異×理解=価値」というテーマに立ち返り、「一番伝えたいキーワードは何か? 」と聞くと、事業者さんは「恵」と回答 。
これに対し、羽根は、「他の事業者がプレゼンしていたお米やジビエも恵であるため、“旨味”の方が差異も理解もある」と、商品の伝え方についてアドバイスしました。
天恵菇の瓶詰め商品の試食では、シンプル(味付けなし)、わさび醤油、味噌の3種類の食べ比べを実施。参加者からは、シンプルな天恵菇について「とても美味しい」「味付けがないのに味があり、繊細で他で真似できない」と高評価でした。
今回のセミナーは、商品のブラッシュアップはもちろん、プレゼンを聞いている人の“理解”を生む伝え方についても気づきのある会となりました!次回、8/27(金)の第2回セミナーでは、今回の気づきがどのような「差異×理解」に発展しているか、注目です!
▼「新潟南魚沼の宝物」セミナー詳細
Yorumlar