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10月7日(木)に、2021年度「兵庫北播磨の宝物」第4回目となるセミナーを開催しました。
今回のセミナーは、兵庫大会前のセミナー最終回。「伝える技術」をテーマに、グランプリでのプレゼンのコツや、消費者を惹きつける自社商品の表現方法について学び、グランプリとその先の商品販売を意識した内容となりました。
全体発表の時間では、酒米「山田錦」を育てる事業者さんが、酒粕を使用したバターサンドを発表。
山田錦の酒粕は乳製品と合わせることでより魅力を発揮するとのこと。
プレゼン後、講師羽根がバターサンド2種を試食。
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一つ目の、バターに酒粕を練り込んだバターサンドについては、「口に入れた瞬間に酒粕の香りを強く感じる。上品な酒粕の味で美味しい」と高評価でした。
二つ目の、バターとクッキー共に酒粕を練り込んだバターサンドについては、「一つ目よりも酒粕を強く感じると思っていたところ、こちらは酒粕が主張し過ぎず、一つのまとまりのある味になっている」とコメント。
講師は、二つ目の、酒粕が旨味成分として味をまとめ上げている点に着目。
「今までにない、旨味を出す素材、材料として、使いたい人がいるのではないか?和菓子に練り込んだり、簡単に旨みを出せる調味料ができました、と言うのはどうか?」と提案しました。
酒粕が持つ旨味機能の活用に着目したアドバイスを踏まえ、事業者さんがグランプリで、どのように酒粕を表現するのか、楽しみになります。
また、今回は、グランプリへのエントリーが近づいているということで、エントリー時に必要となる商品説明(①商品名、②一般用語説明、③タグライン、④簡易説明)について、各事業者さんが考えるワークを実施。
それに対し、講師羽根がそれぞれフィードバックしていきました。
ワークに参加していた、日本酒を使用したガトーショコラを販売する事業者さんは、①商品名を「日本酒ガトーショコラ」、②一般用語説明は「熟成された日本酒ガトーショコラ」と発表。
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それに対し、羽根は、「①と②がほとんど似ており、①商品名は販売する時のことを考えると消費者に覚えてもらいにくい可能性がある」とコメント。
講師からのヒントとして、「例えば、日本酒からもじって“シュコラ”にして、且つ、シュは酒の漢字をあてて“酒(しゅ)コラ”にするというのはどうか」とアドバイスしました。
ポイントは、商品名は可能な限り短くし、耳の残りが良いものにすることです。そうすることで、消費者に覚えてもらえ、振り向いてもらえる可能性が高まります!他の事業者さんも是非参考にしてみてください!
今回のセミナーは、グランプリエントリー時に必要な、商品名やタグラインを考える時間となり、参加事業者さんのグランプリ出場への意気込みが伝わってくるセミナーとなりました。約2ヶ月後に開催する「兵庫北播磨の宝物」グランプリでは、事業者さんによってどのような「宝物商品」が発表されるのか、ますます期待が膨らみます!
▼「兵庫北播磨の宝物」セミナー詳細
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