7月12日(火)に、2022年度「ひろしまの宝物」第1回目となるセミナーを開催しました。
宝物プロデューサー羽根は、これまでのグランプリで評価を受けた商品のポイントを分析しつつ、宝物の商品開発の方程式である「差異×理解」の理論を紐解きました。
また、「自分だけのもの」「自分で作るもの」に対してもニーズが高まっていることを解説しました。
参加事業者さんによる全体シェアでは、広島と言えば牡蠣の、牡蠣業者「島田水産」さんが登場!
古くから広島で牡蠣づくりをしており、先代が広島の牡蠣を全国に広めた実績を持つそうです!
牡蠣の加工品についても、手広く手がけています。
そして、今最も力を入れているのは「体験観光」。
牡蠣の水揚げ場見学→島神社で参拝→牡蠣実食、というツアーです。
昨年度も体験を商品とした事業者さんが出場されていましたが、今回はどんな体験商品が生まれるのか、今後に期待です!
そして、コラボの可能性がありそうな素材も登場しました!
呉市で食品製造業、飲食店を経営する「株式会社TOMOTASU」さんが、地元レモンを使ったドライレモンを全体シェア。
こちらのドライレモンの利点として、これらの点を挙げていました。
・砂糖漬けではなく、無添加のまま素材として使える
・飲食店さんでアレンジしやすく販売数も増えている
・ドライによって味も栄養価も凝縮、苦味えぐみが抑えられる
・だし会社、お酒製造会社さん等と取引あり
おすすめはハイボール。
飲み終わる頃に、水分を吸ったことでドライレモンがフレッシュな状態に変化するため、追いレモンをしなくて良いとのこと。
時差で味が変化することを逆手にとった、生のレモンにはない利点です!
あらゆる事業者さんとのコラボレーションの可能性が考えられ、今後が楽しみな商品です!
セミナー最後の学びのシェアでは、「差異×理解」理論や、「自分だけのもの」という潮流に気づきを得た人が多かったようです。自社商品の「差異」に磨きをかけ、高みを目指した人が、グランプリでは賞に輝いています。是非そんな原石が広島から生まれることに期待しています!
次回、8月18日(木)の第2回セミナーでは、どんな気づきや学びがあるのか楽しみになります!
▼「ひろしまの宝物」セミナー詳細
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