滋賀の宝物セミナー2回目を開催いたしました!
まず初めに、「差異×理解=価値」という商品を製造、販売する上で重要になってくる理論を応用して、
購入頻度の高いものと低いものを組み合わせ、魅力的な商品にしていく方法について考えました。
なかなか買ってもらえない陶磁器の器にプリンを入れて販売したという例や、昨年グランプリに出場した赤こんにゃくをパスタ麺に使用するといった例が紹介されました。
次は全体シェアの時間でした!
株式会社ヤブゲンさんからは琵琶マスの燻製についてのシェアをしていただきました。
こちらは長浜で燻製を作り続けて40年以上にもなる会社です。
琵琶マスの燻製の特徴はなんと言って色も味も淡いことで、これをどうコラボするか?誰に向けて売るのがいいか?といったことがが会場では話し合われました。
現在株式会社ヤブゲンさんでは、棒寿司にして提供されています。
しかし、淡い味を好みそうな健康志向の女性に向けた商品にするのであれば、てまり寿司の方が良いのではないか、という意見が出ました。
次に奥伊吹に移住して料理教室をされているJ's style diningの篠田さんに紹介をしていただきました。
篠田さんは砂糖とピューレを一切使わず、トマトを8時間煮込んで作ったトマトソースを販売されています。
会場で、試食として皆でいただきましたが、たくさんの美味しいという感想を聞くことができました!
また、古民家での料理の体験の後に、お土産としてトマトソースを購入するという一連の流れを商品化できるのではないか、という意見が出てきました。
自閉症の子供たちの腸内環境を整えるために調味料を開発された、わくわく株式会社さんにも紹介をしていただきました!
わくわく株式会社さんでは、滋賀県名産の鮒ずしを漬ける時に使われている「飯(いい)」を料理に使いやすいよう乾燥粉末した調味料を製造されています。
この「飯(いい)」をいろんな料理に加えるだけで、料理の旨味が増す、とのことで、それに対して会場でも驚きの声がたくさん挙がりました。
この調味料は、他の料理への汎用性も高いため、様々な業者さんとコラボすることが期待されます。
障害のある子供たちのために開発がなされた商品なので、わくわく株式会社さんは障害者支援等を含めて協働できる事業者さんとのコラボを求めてらっしゃいました。
全体としては、さまざまなことに応用ができる商品が多く紹介されました。
今後の他の事業者さん同士のコラボレーションが楽しみな地域です!
▼「滋賀の宝物」セミナー詳細
Commentaires