2022年9月13日(日)に、「圏央道の宝物」第2回セミナーを開催しました。
今回のテーマは、「コラボの力」です。
コラボにより、良い商品を生み出していくためには事業者さんだけでなく、社会の変化、つまりトレンドとコラボする必要があります。日本または世界の変化を取り入れるために、世の中の流行を調べていくことがポイントになります!
また、属性マッチも重要なキーワード。
属性:そのものが持った特徴や要素
属性とがマッチして、お互いが補い合うことがポイントです。
例として、過去にグランプリに出場したアロエ農家さんがスパとコラボした事例を説明しました。
アロエの美容効果の属性とマッチするスパとコラボ。ただ、一般的なスパにしたのではなく、会場をなんとアロエ農場にしました。
属性マッチしている上で、差異がある商品であることも大切です!
全体シェアの時間では、埼玉の老舗の牛乳屋さん「モア松屋」さんが発表。
シャーベット食感のソフトクリームを全体シェア。
見ても楽しいツンと先が立ったソフトクリームです。
会場試食を行うと、懐かしい味と、7割の方が、「とても美味しい」とのことでした。
ただ、素朴でとどまっているのでは?もうひとねりあると良いのでは?という課題も。
こちらのソフトクリームは、子供向けということで、ソフトクリームでもアイスでもない形状を作り、形状で勝負するのはどうか、という講師からのアドバイスがありました。
続いて、千葉県の「POTRIVER」さんが発表。
わらび餅を販売され、「千葉をもっと知ってもらいたい」という地域活性をコンセプトとしています。
試食の時間では、
わらび餅3種類
味噌ぴー(千葉県の特産)が上に乗り、わらび餅が包まれているチョコレートを実食。
会場参加者の方の感想としては、「食感が面白くて美味しい」「チョコレートが強くわらび餅の味が弱い」などの声がありました。
こちらのわらび餅のブラッシュアップ案を話し合ってみると、
コーヒーに溶かしてみる、チョコレートムースにわらび餅を入れてみるなどの案が出てきました。
また、自社とコラボして飲む発酵わらび餅にしては?と、茨城の会場からコラボの声も出ていました!
今回は、会場を超えたコラボの可能性も出てきており、グランプリに向けて本格的に動き出していく様子でした。
5地域から100組もの事業者さんが参加している圏央道の宝物。今年も地域を超えたコラボに期待が高まります!
▼「圏央道の宝物」セミナー詳細
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