2022年9月16日に、「ひろしまの宝物」第3回セミナーを開催しました。
3回目のセミナーということもあり、皆さん慣れてきた様子です。
講師羽根から意見を求められた時や他の事業者さんとのディスカッションでは、皆さん積極的に、かつ的確な意見を出していました。
今回のセミナーのキーワードは【共感】です。具体的には、【消費者が応援したくなるPRをすること】の重要性について学びました。
自社商品のPRをするばかりではなく、共感する物語のPRを行います。商品の開発秘話や開発中の苦労を伝え、個人的な経験を多くの人が共感するエピソードとすることで、消費者は商品だけでなく事業者さんのファンになるということです。さらに、商品やエピソードが社会の変化に合致しているものだとなお良しです。
実際に、各事業者さんが自社商品を1つ選び、講義内容を意識しながらその商品について話すグループワークも実践しました。
全体シェアでは、神石高原町でテントサウナのツアーを企画する事業者さんが登場しました。
お子さんが通う小学校が生徒数が減少し、廃校の危機にあることをきっかけに、過疎化が進む神石高原町の関係人口を増やすためのツアーをさまざまに企画しているそうです。
テントサウナのツアーでは、ただサウナに入るだけではなく、神石高原町の四季、温泉、グルメを融合させます。町に育つ白樺のアロマ水を熱した石にかけて蒸気を発生させたり、冷泉で体を冷やすといった体験も行なっているそうです。
フィードバックでは、ビールを製造する事業者さんから、「せっかく希少な白樺が神石高原町に育つので、それをさらに生かしたプロダクトを作ってはいかがですか?実際、白樺樹液を使ったビールはとても美味しいですよ」という意見が出ました。
テントサウナをしながら、白樺樹液を使ったビールで乾杯!コラボの予感がします!!
▼「ひろしまの宝物」セミナー詳細
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