高知室戸の宝物セミナー3回目を実施しました。
今回は「モノではなくコトを売る」をテーマにセミナーを行いました。
これまでのグランプリ出場者の事例を元に、単なる商品や個人的なエピソードをどのようにして社会問題やみんなの共感を呼ぶ商品につなげていったか学ぶことができました。
今回は、地域おこし協力隊で室戸に来たのちに、移住したという方がいらっしゃり、
室戸市で作られるボタナスにほれ込んだエピソードについてお話ししてくださいました。
はじめは個人的なエピソードを話していただき、その後に講師羽根との対話をしながら深掘りしていくことで、「過疎化」や「集落の消滅」といったキーワードが出てきて、社会問題とのつながりも感じられ、より共感を呼ぶアピールの仕方が分かりました。
グランプリでボタナスをどのような魅せ方をされるのか、楽しみですね!
グループワークにて、「モノからコトへ」の作業を行っていた際に、「子供預かり事業と観光をかけ合わせたサービスを作りたい」とある女性の受講者さんがお話しされていました。
ご自身が旅行先でお子さんを預かってもらえる機会があり、シングルマザーである受講者さんが久しぶりに羽根をのばすことができたエピソードなどを深掘りしているうちに「シングルマザーに優しい町、室戸」というキーワードが出てきました。
漁師町である室戸は、元来陸に残る女性同士で協力し合う文化が根付いており、強く優しい女性がたくさん住んでいます。
そんな土地柄を生かして、シングルの方々が室戸を目指して来られるようなサービスができたら良いのではないかというアイデアが生まれました。
今日生まれたこのアイデアが、室戸のこれからを変えていくかもしれないと思うとワクワクしました!
グランプリの参加締切も近いということで、ブラッシュアップやフィードバックがより具体的にグランプリを描いたものになっていました。
メモをとる真剣な表情から、意気込みが伝わってきました。
この短い期間でどこまで室戸の受講者の方々がグランプリへと前進していくのか必見です!!
▼「高知室戸の宝物」セミナー詳細
Comments