2022年10月14日、「新潟南魚沼の宝物」第3回セミナーを開催いたしました!
今回は、自社商品の開発秘話を思い起こし、共感を呼ぶエピソードを考えるワークをじっくり時間をかけて行いました。
全体シェアでは、昨年度グランドグランプリ出場者である小玉屋の小島さんが登場。
今回は小玉屋さんとしてでなく、南魚沼が誇る奇祭「裸押し合い大祭」の委員として全体シェアに出てきていただきました。
商品やサービスではない、年に1回のこのお祭りをどのようにして人々に伝えるのか検討しました。
参加者からは、「1年、1週間、3日など、時間をかけてお祭りに関わるプランを作って県外の人や海外の人にも参加してもらえないか」というアイデアが出てきました。
関わる期間が短い方が参加しやすいのではと検討されているようでしたが、意外にも講師からは「参加しにくさも大事」というフィードバックがありました。
参加するのに多少のハードルがある方が特別な体験と思ってもらえるとのこと。単純な参加しやすさだけでなく、参加者にとってどのような経験にしたいかなども考えることが大切だということを学びました。
続いて、樋口鉄工所さんから「ぬか釜」の全体シェア。
米どころ南魚沼ならば人気が出そうですが、ふるさと納税返礼品やキャンプ場に売り出してもなかなかヒットしないとのこと。サイズ感や屋外で使わないといけないということで、買うのにはハードルが高いようです。
どうにか買う前にぬか釜で炊いたお米の感動を体験させられないか、ということを参加者で話し合いました。「屋台やお祭り、飲食店で導入する」、「釜をレンタルしサブスクで杉の葉やもみ殻とお米を販売する」、「食育として学校教育の現場で使ってもらう」など、さまざまなアイディアが出てきました!
今回のセミナーは、グランプリの参加申込締切前最後のセミナーということで、皆さん、かなり仕上げてきている印象でした。特に全体シェアに参加されたみなさんは、前半にワークで考えた共感を呼ぶエピソードを織り交ぜながら話されていて、まるでグランプリ本番のようでした。これから当日までにさらにブラッシュアップしていき、本番はどのように仕上げられるのか楽しみになります!
▼「新潟南魚沼の宝物」セミナー詳細
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