第3回目の奈良県の宝物セミナーを開催いたしました!
今回のセミナーでは、商品をモノからコトとして表現することの大切さを学びました。
商品説明のタグラインを添削し、少しの表現の違いでも印象や受け手の感じ方が大きく変わることに、事業者のみなさんも驚いていました。
初回から注目を浴びていた、十津川ジビエ塾の中垣姉妹が全体シェアに登場しました!
ジビエを試食しましたが、害獣を罠にかけて捕獲。解体する直前まで生きたままにしているため独特の臭みや固さがなく、濃い味がついていなくてもおいしくいただけます。
また、ペットのエサや革小物などたくさんの商品に変えることで無駄を出さず皮から骨まで活用できます。味はもちろん、社会的な意味もありたくさんの人の共感を集めていました。
グランプリにも出場予定ということで、観客の反応が楽しみですね!
また、片手で割れる吉野杉の割りばし工房きえんの桝井さんにも登場していただきました。
吉野杉の特別な部分を使って使った簡単に割れる割りばしで、オリンピックの際に障害のある方へ向けて作った商品だそうです。
奈良県らしい素敵な商品なのですが、もう少し片手で割れることへの意味を付けたり、共感できるストーリーを付随できないかということで参加者どうしで意見を出し合いました!
障碍者の方へ向けてだけでなく、フードフェスや、ドライブ、新幹線など、片手がふさがる状況や狭い場所での食事には使えるのではないかという意見や、より高級な方へ付加価値をつけるとよいのではという意見も出ました。
吉野杉は香りもよいということで、自分のお店で使ってみたいという意見も出ていました。
グランプリも近付き、自社商品をどのように魅せるかという具体的なところに意識がいっている方が多い印象でした。
奈良県のグランプリ開始は12月とまだまだ時間があります。
商品を磨き上げる時間がたっぷりあるのでどんな事業者さんが出そろうのか、当日どんな商品を見せてくれるのか楽しみです。
▼「奈良の宝物」セミナー詳細
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