2022年11月17日、「にっぽんの宝物オンラインセミナー」第3回を開催いたしました。
オンラインセミナー3回目は、商品を売るだけではなく、消費者が共感できる商品の意義や意味を売るという、「共感する物語のPR」を学びました。
グループワークでは、1人ずつ①自社商品の選択②開発に至った流れの振り返り③物語付加要素(なぜ作ろうと思った?開発秘話や苦労は?)④関連できそうな社会の変化について、皆でディスカッションをしました。
全体シェアでは、オーガニックセレクトショップ&カフェを営む「うれしいもの屋」の佐藤さんが登場しました。
佐藤さんは、オーガニック食の家庭に育ち、体調を崩した自身の経験から健康の大切さを改めて実感しましたが、ヴィーガン食は美味しくないというイメージで苦手意識を持っていたと言います。
しかし、ある日、知り合いが作ってくれたヴィーガン食が非常に美味しく、自然でシンプルなものは作り方によって美味しくできると考えたそうです。
そこで開発したのが、「ソイ!!マヨネーズ」。原材料は「引き算」を意識した、とてもシンプルな数少ないものです。地球環境にも優しく、アレルギーがある人でも食べることができ、「選択肢を増やす」マヨネーズです。
地域が限定されず全国各地から参加者が集まるオンラインセミナーでは、全体シェアも各地の事業者さんに商品を送って試食してもらい、フィードバックしてもらうというスタイル。
事業者さんからのフィードバックとしては、「豆の風味がして、さっぱりとしたマヨネーズ。ゆえにマヨネーズとして捉えると物足りない」「子ども目線では酸味が気になる」「ディップとしては柔らかいが、ドレッシングとしてはOK」との意見。
一方、講師の羽根からは、「シンプルな素材でよくここまでのマヨネーズを作ったと評価は高い。ただ、PRの仕方は改善するべき」とフィードバックがありました。
皆でディスカッションをしながら、いわゆるスーパーで見かけるようなマヨネーズではなく、一緒に食べる素材を引き立て、素直さが特長の新しいマヨネーズとして商品の方向性を定めました。
次回のセミナーでは、さらに商品名、目次名、タグラインのブラッシュアップを行う予定です!
▼「にっぽんの宝物オンラインセミナー」セミナー詳細
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