静岡の宝物セミナー第3回目がオンラインにて開催されました。
第3回のテーマは「ものを売らずにコトを売る技術」。
グループでは、一人15分ずつかけてじっくりと自分の商品のストーリーを話し、皆で質問しながら深掘りする、というワークをしました。
静岡の参加者は顔見知り同士も多く、お互いの訪問をしている方もいるので積極的な意見交換が行われていました。違う業種だからこそ気付く視点があったりと、宝物セミナーの意義を実感する内容でした。
後半は商品解説について取り上げました。商品の魅力を伝えるために、商品名、目次名(一般用語説明)、タグライン(概要文)の書き方を実例を交えながら学んでいきました。
梅工房の大石さんに全体シェアをしていただきました。
静岡島田地区で栽培される八房梅は、やわらかくて種が小さくジューシーなのが特徴です。
これは、島田地区の粘土質の土壌が梅作りに向いているからだそうです。
大石さんは自ら、梅の収穫をして加工も行っています。ジュレに甘い梅が入ったスイーツや、シソ醤油に二度付けしている梅干しなど色々な商品があります。中でも、大石さんの一押しは塩だけで漬ける「白干し」です。こちらは、塩だけで漬けているため、八房梅の素材の良さがダイレクトに伝わってきます。
講師羽根とのやりとりの中で、大石さんの商品解説が磨かれていくのが実感されました。地元で愛されている梅干しを、どのような路線でアプローチするのか楽しみです。
その後、各々が考えた商品解説を、講師羽根が一人ずつ直接アドバイスを行いました。グランプリでも商品の魅力を伝える上では”言語化”が重要となってくるので、とても貴重な機会となりました。
グランプリに向けて、商品のブラッシュアップとその魅力を伝えるための言葉やプレゼンにも磨きがかかることを期待しております!
▼「静岡の宝物」セミナー詳細
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