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【羽根コラム】にっぽんの宝物JAPANグランプリ2022-2023 〜日本一は、佐賀県唐津市の吉田さんに決定!〜

更新日:2月13日




ジャパングランプリが終わった。

今年のグランドグランプリ、つまりは日本一を獲得したのは、オンラインで参加した佐賀県、唐津市のトマト農家、吉田さんだった。


吉田さんのトマトは3年前から頂いている。今回の商品も、この2,3ヶ月で何度も頂いた。


それでも、昨日のグランドグランプリの商品を頂いた時、あまりの美味しさに、思わず吐息がもれた。

本当に美味しいものが体内に取り込まれると、細胞レベルで自分の内側から喜びが駆け上がってくる。


これまでもそんな体験を、宝物の事業者さんによって、何度も体験してきたと思っていたが、今回の吉田さんの商品の完成度は、明らかにこれまでのどの商品をも凌駕していた。


英語で「Manifestation」という言葉がある。日本語では「顕現(けんげん)」と言う。

「竜神が顕現する」といった使い方をする言葉だが、まさにそれ。異次元の食べ物がそこにあった。食べた瞬間、今年は吉田さんがグランドグランプリをとるんじゃないかという予感がした。


吉田さんは2番目であったので、そのあといくつも商品が続くのに、これを超える商品、あるいは食べさせ方なんて存在するのか?と思ったのだ。


写真でみてほしい。ただのトマト、ただのトマトジュースにしか見えないだろう。

しかし、生トマトを頂き、ジュースを飲み、最後に簡単な調理をしたトマトを頂くというシンプルなこの流れが完璧であった。



これ以上でもこれ以下でもない。それ以外は全く考えられないという、まるで箱庭のように無駄のないプレゼンテーションだった。


プロデューサーでありながら、ここまで宝物の商品のレベル、プレゼンのレベルが上がってきたかと心を動かされた。


単体のトマト、単体のトマトジュースは吉田さんの商品だ。しかし、このプレゼンテーションは、この3ヶ月、いや、吉田さんの場合、3年前、全国大会で賞を取れなかった時から練り上げられたものであった。


その意味において、吉田さん以外の全てのジャパングランプリ、参加者の皆様にお伝えしたい。


皆さん、本当に素晴らしい。素晴らしい所まで来ているのだが、まだ上があるのだ。


負けたということは、皆さんの商品は、吉田さんの領域には至っていない。「顕現」していないのだ。

ただ美味しいだけではない。その向こう側の世界に到達する時、本当の意味で、世界への扉が開かれる。


世界大会は、8月、シンガポールにて。



▼ にっぽんの宝物 JAPANグランプリ2022-2023 グランドグランプリ 受賞結果


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