2023年7月14日(金)、「青森の宝物」第1回セミナーを開催しました。
エリア事業者の方に続き、昨年度オンライン出場し全国大会へ進んだ株式会社ナチュールプロビジョンの工藤さんにもお話をいただきました。
冒頭では、「集合知」の力について解説がありました。この話を聞いてか、初回にもかかわらず、会場の各テーブル、オンラインでの話し合いが盛り上がり、様々なアイデアが出ていたのが印象的でした。青森の「集合知」に期待が高まりました。
そして、宝物の評価の方程式である「差異×理解=価値」を伝授。理解とは時代の少し先を行くこと、また現代の生活に入り込めるような商品を作ることである、といった話を、去年までに宝物で生まれた商品を例に説明がありました。
株式会社北都さんの漬物が全体シェアに登場しました。建築の会社でありながら、社長の趣味が高じて漬物事業を行っているというユニークな会社です。
今日は赤カブの漬物を試食しました。会場の感想では「普通においしい」という意見が多く、もう一つ他の商品との差異を生み出す必要があるというフィードバックになりました。
その後、会場からは、「他の食材と合わせて漬物がメインになるような組み合わせを考えると良いのでは」、「カブの切り方や素材自体を変えてはどうか」「菊芋を使用してはどうか」などの意見が出ました。
全体シェアに、上ボシ武内製飴所さんが登場しました。上ボシ武内製飴所さんはすでに、青森の果物を生かしたゼリーを販売していますが、その包装が面白く、会場を盛り上げました。
風船のような入れ物で包まれており、楊枝で刺すことによって一瞬で風船が割れてゼリーが姿を現します。この時、香りがパッと広がるということで、A-berryさんが自身の会社で製造、加工しているいちごでゼリーを作れないかと話を持ちかけ、早速試食に登場していました。
味は美味しく、体験の要素もあり会場からのフィードバックも好評でした。さらなる進化のため、パーティ要素や当たりの要素を入れる、また、味の変化を楽しめるような工夫ができないかという意見が出ました。今後のグランプリに向けた進化が楽しみなコラボーレーションです。
▼「青森の宝物」セミナー詳細
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