2023年7月20日(木)、「新潟南魚沼の宝物」第1回セミナーを開催しました。
エリア事業者の方に続き、グランプリ出場経験者の3事業者さんにも登場していただき、出場の感想をお聞きしました。
小玉屋の小島さんからの「セミナーがある4日くらい時間をとるぞという気持ちがないようでは、その商品は売れないと思う」という熱いお言葉が印象的でした。宝物セミナーというこのチャンスを活かして商品のブラッシュアップ・新商品開発をし、ぜひ多くの方にグランプリに挑戦していただきたいと思います。
冒頭では「集合知」や「差異×理解=価値」についての解説がありました。ケーキ屋になりきり
「新商品を開発するなら?」というアイデアを出し合うグループワークを行いました。
女性向けの太らないケーキ、糖尿病患者やアレルギー持ちの方向けのケーキ、ワンスクープケーキ、
野菜のケーキ、お酒のケーキなど様々なアイデアが出て盛り上がりました。今後も全国大会出場者を
多く輩出している新潟南魚沼の「集合知」に期待が高まります。
今回、全体シェアの最後に庄治郎商会さんが自己紹介に出て来てくださいました。南魚沼ならでは、
ということで、子ども向けの田植え稲刈りツアーをしています。食育や食育を学べるオリジナル商品の開発に力を入れたいとのことで、アイデアやコラボ相手を募集されています。
講師からは、全国で行われている「稲刈り体験」との差異を作るにはどうしたら良いか?というヒントがありました。時代の変化に合わせた差異を取り入れられると強みになります。地元の工芸品や食材、他の観光業とのコラボが期待されます。
また、全体シェア1番手にはじび栄さんが登場しました。害獣として狩ったイノシシの肉ですが、
食べきれず無駄になってしまうため、新しい商品を作れないか?というアイデアから角煮、かぐら南蛮と合わせた味噌漬け、味噌漬けを入れたおにぎりをお持ちいただきました。
講師の事業者訪問から急ピッチで今回の試食商品を開発してくださったとのことで、じび栄さんの
気合いが感じられました。
会場からは、肉の切り方や食べ方を変えて固さを克服できないか、という意見や、もっとワイルドに
バーベキューで生かせる食べ方ができないか、という斬新なアイデアも飛び出しました。南魚沼の「集合知」を活かして、ブラッシュアップされていくのが楽しみです!
▼「新潟南魚沼の宝物」セミナー詳細
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