2023年9月27日(水)、「東京八丈島」第1回セミナーを開催しました。
初回セミナーということで、冒頭には宝物セミナーの概要や魅力について羽根より説明がありました。
最初にひんぎゃの塩が紹介されました。ひんぎゃの塩は地熱を利用されているという点で「差異なくして、選択なし」における差異があり、「差異×理解=価値」においては地熱がサスティナブルエネルギーであることから理解になるという話がありました。自己紹介のワークではひんぎゃの塩をどういった形で自分の商品にコラボできるかを考え、参加者の方もコラボのイメージが膨らんでいったご様子でした。
また、姉妹で養鶏場を継いださかもと養鶏さんの例に触れ、家族のストーリーを伝えていることが差異や共感に伝わっているということで、グループ内で自身事業を始めた経緯やストーリーをシェアするワークが行われました。
全体シェア一番手には、あしたば加工工場の山田さんが登壇されました。プレゼンで記憶に残ったキーワードを会場に聞いたところ、バラバラの結果になりました。短時間で記憶に残るためには1つのキーワードに注力して説明する必要があります。「繊細な味である商品を活かすにはどう食べたらいいか」の問いに対してかき氷、お豆腐、温かい食事などすぐに試せる意見が多数出されました。羽根からはスパークリングティーの事業社さんを例にモクテルについて紹介がされました。
全体シェア二番手には、プルメリアの園芸農業をされているアイランドリーフさんが登壇されました。
プルメリアを贈る意味や観光と結びつけるアイディアを考えるワークでは、八丈島のプルメリアを育てている人がSNSを通じてハッシュタグ等で繋がってお互いの様子を楽しんだり、八丈島を思い出すきっかけにしたりするアイディアが出されました。また花言葉の「情熱」から起業のお祝いにはプルメリアというストーリーも提案されました。
また、三番手にはしいたけ栽培をする大竜ファームが登壇くださり、味を引き立てるためにしいたけとチーズとコラボするアイディアが出されました。
全体シェア四番手には八丈島乳業さんが登壇され、プリンのご紹介をされました。ジャージー牛であること、低温殺菌の製造方法であること、今後八丈島産の卵を使っていきたいという特徴的なプリンだそうです。羽根からは牛が育てられている環境についてや、牛に名前がついており名前を呼ばれたら寄ってくるという特徴がストーリー性が差異に繋がるという話がありました。
初回セミナーでしたが、会場も和やかな雰囲気が感じられ、積極的にコミュニケーションがとられているご様子でした。一次産業の事業社さんも多く、コラボによってさらなる進化が期待できます。講師の羽根からも八丈島は強いという期待の声があがりました。これからが楽しみなエリアです!
▼「東京八丈島の宝物」セミナー詳細
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