2023年10月2日(月)、「東京としまの宝物」第2回セミナーを実施しました。
冒頭には講師の羽根より豊島区の「NAMACHAん」について紹介がありました。同じ商品は2ヶ月程しか販売されず「今日買わないと次はないかも!」と購買意欲を刺激する仕組みになっているそうです。技術者ではなくビール好き女子の「なまちゃん」をメインに打ち出しPOPな印象を与える、時代に即した運営がされてい事例として紹介されました。
ご自身が構築系か変化系について考えるワークでは、コラボをすることで両方を兼ね備えることができるという説明が具体例を交えて羽根からされました。次回は八丈島との共同開催で、一部の事業社さんは現地八丈島に行くとの発表もされました。
全体シェア一番手には鰹節屋の湯浅さんが登壇され、こだわりの白だしを使用した冷奴の試食がされました。「普通に美味しい」という感想を持つ方が多く、特別に記憶に残るパンチや差異が足りなく、一般消費者には伝えるのが難しいかもという話が羽根からされました。洋風のスープやかき氷・モッツァレラチーズに合わせることでこれまでにない味になるのではという意見もあり、今後の進化が楽しみです。
全体シェア二番手にはManhattann Bakery&Bar さんが登壇され、看板メニューのアップルパイの試食がされました。冷めても美味しいという一方で、山椒や八角、生胡椒などパンチのあるものと合わせるとさらに良いという案が会場から出されました。羽根からは洗練されたアート(掛け軸など)を加えた空間づくりが提案されました。
三番手には大正大学さんが登壇くださり、「巣鴨芋人」について紹介されました。羽根からは
種子の街であることを軸に、コラボを広げていく提案がされました。種子は「育っていく」「埋める」などといった意味を含むため、様々な事業社さんにコラボのチャンスがあるという話がありました。セミナーの最後には試飲も行われました。
四番手には掛け軸のマスミさんが登壇し、これまでの伝統を活かしながら、それを現代空間に活かしていく様々な取り組みがご紹介されました。羽根からはお店の空間が大変魅力的であること、多くの事業社さんに訪問してほしいことが伝えられました。
事業者さん同士の交流も盛んに行われており、会場がたいへん盛り上がっているご様子でした。一次産業の方が少ない東京としまですが、次回は八丈島との共同開催ということもあり、さらなるコラボやアイディアが大変期待されます。今後が楽しみな東京エリアです!
▼「東京としまの宝物」セミナー詳細
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