2023年11月9日(木)、東京としまと八丈島の合同セミナーが開催されました。
冒頭にコラボの力を通じて商品に差異を作っていきましょうという話が講師の羽根からあり、自己紹介のワークが行われました。会場の方もZOOMを通じてワークに参加することで八丈島と東京としまの方の交流が図られました。また、コラボを通じて世界大会に出場された奈良県の竹内さんからもコラボの魅力について重ねてお話がありました。
東京都浴場組合の柳沢さんが登壇され、昆布湯をはじめとする斬新な取り組みについてお話がありました。ぜひ八丈島の事業者さんともコラボしたいと、八丈島に足を運んでいただきました。講師の羽根からは「時代とコラボする」というキーワードについて説明がされ、キーワードに基づいてアイディアを考えるワークが行われました。
全体シェア一番手にはくさやの加工品を作られている久保田さんが登壇されました。
試食では合わせて柳沢さんから昆布が材料の粉茶も提供されました。くさやで新しい形のコラボをして伊豆諸島、八丈島にくさやがあるということを伝えていきたいとのことです。会場からは病院食や災害食としての提供等の案も出ました。
沖縄久米島の島袋さんもオンラインでご登壇されました。島袋さんは、車海老そばで世界大会グランプリを獲得された方です。世界大会の反応や変化についてシェアいただきました。自分の商品の強みを知ることができ、他のエリアのレベルが高い事業者さんとも交流ができて本当によかったということでした。
全体シェア二番手には長寿庵の飯高さんが登壇されました。コラボをして八丈島レモンと明日葉を使ったパエリアを作りたいとの意気込みをお話いただきました。
全体シェア三番手には明日葉のレモンのアイーダさんが登壇されました。レモンのシャーベットと明日葉の根っこを乾燥させて作ったお茶が試食として提供されました。データを元に明日葉の効能がとても高いことも説明されました。会場で「とっても美味しかった」とコメントされた方からは、皮の存在感が強く苦味も美味しく食べられたというご意見が出ました。一方で、皮が厚くて甘みが少ないのでお酒を飲む方や大人向けにもできるという話も出ました。銭湯の柳沢さんを巻き込んだコラボも生まれそうです。
四番手には伝統工芸保存会の齋藤さんが登壇され、つまみ細工についてご紹介されました。通常は絹地が使われるものの、デンプンのりが使える素材であれば別の素材でも使えるそうです。八丈島の素材に使えるものがないか考えるワークが行われました。
2つのエリアで同時開催され、会場にいらっしゃる方もZOOMを使ってワークに参加したことで、同じ東京都でありながらも特色の違う事業者さん同士の交流の場となりました。既に完成度の高い商品をお持ちの事業者さんや、こんなコラボがしたい!と意欲的に考えている事業者さんも多く、今回の合同セミナーをきっかけにさらなる進化が期待されます。
▼「東京としまの宝物」セミナー詳細
▼「東京八丈島の宝物」セミナー詳細
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